2011年12月17日

12月25日 竹内太郎さんのコンサート 【終了しました】

来週の日曜日(12月25日)にベアータで今年最後のコンサートを開催します。誰にとっても大変なことの多かった2011年、締めくくりくらいは心静かに贅沢な時間をすごしていただきたく、極上の音楽をご用意しました! お招きしたのは英国在住のギター&リュート奏者竹内太郎さん。私が最も信頼する古楽奏者のひとりです。

古楽は、いったん過去のものとなってしまった音楽/楽器/奏法を発掘/復興するという性質上、学術的なアプローチが欠かせないものですが、竹内さんほど生きた研究をし、演奏に役立てている人はそういないと思います。文献や絵画など多くの史料にあたり、音楽学者の最新の研究に触れ、楽器制作家や修復家との密なやりとりのなかで、桁違いに多くのオリジナル楽器に触れているのです。そしてここが大事なところだと思うのですが、オリジナル楽器に向き合う姿勢がすばらしい。多くの人が現代の楽器で習得したテクニークと美意識のままでオリジナル楽器を手に取り、「この楽器は弾きやすい」とか「音が出にくい」とか判断してしまうなかで、竹内さんは必ず、その楽器そのものから、その楽器を演奏するにふさわしい技術を学ぼうとするのです。どのように弾いたらその楽器がよく鳴るのか、またその楽器が「よく鳴る」というのはどういう状態なのか。美しいとされるものだって時代によって違うのです。

古楽の演奏を聴いても、あるいは自分で演奏してみても、何だかピンとこない、という経験をしたことのある人は少なくないと思います。竹内さんの手で古い音楽が生き生きとその本来の姿を取り戻すのを皆様に目撃していただければ幸いです。残り10席。ご希望の方はお早めに!

※竹内さんの最新の日記に音律(調律法)に関する興味深い考察がアップされています。鍵盤楽器を勉強している方必読! 

※これまでの竹内さんのコンサートについてはこちら

竹内太郎:リュートとアーリーギターの世界
2011年12月25日(日)17:00(16:30開場) @BEATA(ベアータ)オルガン練習室


<曲目>
ダウランド:プレリュード、パヴァーヌ、ガリアルド
不詳/竹内編:心は楽し
不詳/フィレンツェの歌
ジェミニアーニ:感傷的なメヌエット
バッハ/竹内編:アンダンテ
バイロン/アルマンド
ほか

4000円/ペア7000円/小中学生2000円(茶菓付)
限定25席 要予約 beata@ab.auone-net.jp まで
posted by beata at 18:21| 竹内太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする