2012年11月02日

遠いけど名店B 長野/飯綱高原 蕎麦ふじおか

≪ふじおか≫が黒姫山の麓に店を構えたのは1989年。たまたま開店準備中の藤岡さんと知り合った父が、オープンするや私たちを連れていってくれて以来、ご夫妻の音楽好きも手伝って、家族ぐるみで親しくさせていただいているお蕎麦屋さんです。初めて食べた≪ふじおか≫の蕎麦は、地元のものとも東京の更科ともまったく違う、ほのかに緑がかったなんともいえない美しい色をしていました。蕎麦の実の外皮だけをはずし、うぐいす色の甘皮を残して挽くとそういう色になるそうですが、極細なのにしっかりと腰があって味わい深く、豊潤な蕎麦の香りを湛えているのに驚きました。こんな蕎麦、見たことない!

あれから毎年2度、3度と通い続けてまもなく四半世紀。その間に≪ふじおか≫は全国の蕎麦打ち・蕎麦好きの「聖地」と呼ばれるまでの名声を得るわけですが、当の本人はどこ吹く風。≪ふじおか≫の味を固定させて権威づけるようなことにはまったく興味がないらしく、ただ、その年々の蕎麦とその時季の食材と向き合いながら、遊ぶように、軽やかにどんどんと変化し続けています。そして数年前、信濃町では良質な蕎麦が取れなくなったことを嘆きつつ、少し標高の高い飯綱高原に移転しました。

そろそろ新蕎麦の時期を迎えているはずですが、写真は今夏のもの。まずは季節の野菜料理。

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コリンキーとトマトと青シソの味噌和え、ベビーコーンはうっすら餡がかかっていたような…、トウモロコシとモロッコいんげんの白和え、つるなは胡麻だったかな…、と、茄子の煮たの。記憶が遠くてすみません。

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美しいそばがき。私はこれだけでもいいくらい! 今は亡き祖父も大好きで、ある時、藤岡さんに作り方を訊いたところ「混ぜるだけです」というお返事をいただいたのでした(笑) ははは、でも、ほかの人が混ぜてもこんな風にはならないんだよ〜〜〜 ちなみに醤油も美味です。濃口と薄口を適当に合わせてるらしい。オススメはしませんが、私はちびちびと最後までなめちゃいます。

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そば雑炊。以前は蕎麦の実をもっと水分少なめで炊いて冷ました<そば粥>が季節の野菜料理に入っていて、私はその方が好きなんだけど、これも美味しいです(特に寒い時はね)。大きなジュンサイがてゅるっと。

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いよいよそばきり。蕎麦の味と香りを堪能すべく最初はつゆをつけないでしっかり噛んで味わいたい。つゆもまたやさしいお味で、そば湯も入れずにそのまま飲めちゃう。そば湯は撮ってくるの忘れましたが、そば粉を溶かしこんだ濃厚なもの(このスタイルは≪ふじおか≫発祥で、これが全国に拡がったのです)。これもぜひつゆなしでも味わってほしい。

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この日の漬け物は、コリンキー、みょうが、錦糸瓜、キャベツ、にんじん、きゅうり、とらうり、茄子、ひたし豆、小さなメロン。あー夏だなー 詳細は忘れちゃったけど、漬け方もいろいろです。

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愛するひたし豆をアップで(笑) 

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最後はそばぜんざい。お餅の代わりにそばがきが入っています。

あー書いてたら行きたくなっちゃった。今年は夏のお天気がよかったから蕎麦の質がいいかも。新蕎麦どうかなー。場所は長野駅から車で30分位のところです。長野についでがあればもちろん、ここだけを目的に旅行する価値のあるお店です!


◆蕎麦 ふじおか
〒380-0888 長野県長野市上ヶ屋2471-2066 tel. 026-239-2677
営業日‥金・土・日・月曜 11:30に来店のこと 
完全予約制。1名での入店、および10歳以下の入店は不可。

◇品書き
せいろ(季節の野菜料理 そば雑炊 漬け物つき) 3,000円
そばがき 800円
そばぜんざい 1,000円
そばのおかわり 800円

ビール(中) 600円
日本酒 鄙願 1,500円
posted by beata at 18:04| 遠いけど名店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月20日

遠いけど名店A 吉祥寺 月和茶(ゆえふうちゃ) 【ライヴは終了しました】

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ご案内がぎりぎりになってしまいましたが、明後日6月22日(金)に吉祥寺の台湾茶のお店でジャワ舞踊・小島夕季のライヴを開催します。月和茶(ゆえふうちゃ)は「月とお茶」という意味だそうで、台湾人の龍さんが、月と共にゆったりと暮らす台湾の文化を紹介すべくはじめたステキなお店です。

小島も私も月和茶がまだ経堂にあった頃からの大ファン。農大通りの端のほうにあったお店にはいつも、ここが東京であることを忘れさせてくれるような心地よい時間が流れていて、≪十六夜コンサート≫の打合せなどによく使わせていただいたものです。吉祥寺に移転してから隠れ家っぽさは若干薄らいでしまったけれど、美味しいお茶は健在だし、お料理が格段に充実しました。

定番ですが、魯肉飯はここのが一番好き。時々仕事場を抜け出して魯肉飯とお茶とスイーツと… フルコース(?)で楽しんでいます。カフェインが苦手な私には、花やハーブのお茶がたくさんあるのもうれしいんですよね〜

今回のジャワ舞踊ライヴは吉祥寺・月和茶の初イベントということで、【午後の部/16時】はライヴの後にお茶と点心(甘いのと甘くないのと)、【夜の部/19時半】は台湾家庭料理が付いています。不慣れな点もあるかもしれませんが、そのぶん龍さんのスペシャルメニューには力が入っているようですよ♪ 夜の部はほぼ満席ですが、16時からの回にまだ空きがあるそうです。赤ちゃん、子どももOKですので、ぜひ一緒にお出掛けください〜

月和茶でジャワ舞踊! 【終了しました】
6月22日(金)@16:00/A18:30 2回公演 
@吉祥寺 台湾茶藝館 月和茶(ゆえふうちゃ)
 

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<出演>
踊り/小島夕季
演奏/ガムラン・トッケー(小編成ガムラン)

【午後の部】 〜台湾茶と点心〜
16:00 OPEN
16:15 START
17:00 TEA TIME
★3000円(お茶と点心付き)

【夜の部】 〜台湾家庭料理〜 夜の部はほぼ満席(あと1〜2席あるかも)
19:30 OPEN
19:45 START
20:30 DINNER TIME
★お一人様4200円/ペア8000円(お料理付き/飲み物代別)

各回とも限定28席 【要予約】 
0422-77-0554 yuehecha@hotmail.co.jp まで
 
詳細はこちら

posted by beata at 15:53| 遠いけど名店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

遠いけど名店@ 京都 はちはち Infinyty Cafe

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せっかく京都まで行ったのに4日間の滞在中ほとんど自由時間はなく。些かやさぐれた気持ちになってしまったので、最終日はムリムリ時間を作って≪はちはち Infinyty Cafe≫に行ってきました。ドイツ育ち(?)の私が自信を持ってオススメする日本で一番美味しいライ麦パンを焼くお店! もちろん全国のパン屋をくまなく廻ったわけではないけれど、これ以上美味しい必要がないレベル、と言いましょうか。
本当はパンを買って帰ってくる時間しかなかったのに、ご主人の顔を見たらつい4種のオープンサンドとスープのセットを頼んでしまいました。チーズ/野菜系/肉系/甘いもの(ジャム、蜂蜜など)の4ジャンルの具(毎回違う)が、それぞれ相性のよいパンに乗ってきます(食い気に負けて写真なし)。どっしりしていて味わい深く、素朴だけれど幸福感に満ち満ちている。古き良きドイツのスタイルに日本的な洗練が加えられ、なんともいえない満足感。あぁ、あと30分ここにいられたら…

というわけで、「ご近所の名店」シリーズも@で止まったままなのに「遠いけど名店」シリーズ始めちゃいました。本当にシリーズ化できるのか?? 乞うご期待! いや、あまり期待しないでください、と言うべきかもしれないですね(笑)

はちはち Infinity Cafe 075−451−8792 水木定休 11:30〜(パンがなくなり次第終了) パンの地方発送OK 
posted by beata at 12:55| 遠いけど名店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする