2017年02月22日

3月4日 大村千秋:バッハ家の音楽会シリーズ @BELUGAオルガン練習室

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昨秋、横浜・関内にオープンした姉妹スタジオ≪BELUGA(ベルーガ)オルガン練習室≫のコンサートシリーズがいよいよ本格的に始動します。小さいながら響きがよく、より親密な音楽を愉しめるこの場所のために、大村千秋さん(チェンバロ)と富田牧子さん(チェロ)がそれぞれ独自のソロコンサートシリーズを企画してくれました。先攻は、大村千秋さんの「バッハ家の音楽会」シリーズで、バッハと息子たちの作品に加え、バッハが親しんだ様々な作曲家の音楽が取り上げられるようです。

第1回はチェンバロのためのプログラム(2回目はクラヴィコード)で、亡き伯母・有賀のゆりが愛用したフォン・ナーゲルの2段チェンバロを使用します。伯母が倒れてから3年近く、ほとんど弾かれる機会のなかったこの楽器を、京都の湿った(> <)音楽室から救出し、島口孝仁さんに調整していただいたら、なんとまぁ、想像以上に素晴らしいチェンバロに生まれ変わったのです! ひとつひとつの音が実に美しく弧を描くように減衰し、音が消える最後の瞬間までクリアーに聞こえる快さ。チェンバロの響きがこんなにも持続するものだとは、今回まで味わったことがありませんでした! 感激&興奮して富田さんに報告したところ、ヴァイオリンやチェロも同じで、音の自然な減衰を妨げないように調整するのが一流の技術者なのだそうです。そういうことなのかーーー

大村千秋さんと伯母は生前たった1度しか会う機会がありませんでしたが、伯母はこの若いチェンバリストに大いに期待を寄せていました。いまも天上から大村さんを応援しているらしく、ベアータに置くつもりだったフォン・ナーゲルがなぜかベルーガ(=大村さんの近く)に収まる運びに。まだ将来のことは決まっていませんが、当面はベルーガに置いて大村さんに弾き込んでいただくつもりでいます。今のうちにぜひ大村さんの音楽とともにフォン・ナーゲルの音色をお楽しみください。
(※とてもデリケートな楽器なので貸出用には提供していません。あしからずご了承ください。)

BELUGAコンサートシリーズ 第2回
大村千秋 バッハ家の音楽会シリーズ1「バッハとフランス」
3月4日(土)16時開演
(開場15分前) BELUGA(ベルーガ)オルガン練習室

―曲目―
J. S. バッハ:フランス組曲 第3番、シンフォニア第5番
F. クープラン:「牧歌」「フランスのフォリア、またはドミノ」
J-H. ダングルベール :「アルミードのパッサカーユ」 ほか

限定20席・要予約
一般4,000円/ペア7,500円(茶菓付き)
お申込みは belugaorgan@mbr.nifty.com まで

詳細はこちら

※大村千秋プロフィール
お茶の水女子大学大学院(ピアノ科)を経て東京藝術大学大学院古楽科チェンバロ専攻修了。藝大修了時にアカンサス音楽賞を受賞。2009年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオランダに留学、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびフォルテピアノ科にて学ぶ。第21回古楽コンクール山梨において最高位受賞。これまでに志村直子、崎川晶子、大塚直哉、ボブ・ファン・アスペレン、リチャード・エガーの諸氏に師事。
2011年に帰国後は、チェンバロのみならず、フォルテピアノ、クラヴィコード、ポジティフオルガン等様々な鍵盤楽器に取り組み、ソリストとして、また通奏低音・アンサンブル奏者として国内外で演奏を行うほか、CD録音や音楽祭、レクチャーコンサートなど多方面で精力的に活動を行っている。古楽アンサンブルAffetti mvsicaliメンバー。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。





posted by beata at 00:41| コンサートのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする